「食費をもっと抑えたい」
1人暮らしを始めると、多くの人が考えるテーマです。
ですが、安さだけを追求すると健康や生活の質を犠牲にしてしまうこともあります。
私自身、節約のために極端な自炊をして失敗した経験があります。
その経験から学び、現在、月16000円前後(外食を含む)=食費1万円台で健康と節約を両立できるようになりました。
そこで、私の失敗から得た気づきと、無理なく続けられる食費節約の実践方法をご紹介します。
食費節約でやってはいけないこと
自炊を始めた当初は「安さ優先の自炊」でした。
- もやし、きのこ、豆腐でかさ増し
- 安さ重視で味や栄養は二の次
食費を抑えることには成功しましたが、その代償に……
- 栄養不足で体調不良→通院
- 精神的に余裕がなくなり、人間関係悪化
- なにより食事が楽しくない
この経験から、「食材を削る節約は長続きしない」と痛感しました。
食費1万円台を実現した7つの節約方法
上で記述した失敗をもとに、食材以外で食費を節約する方法を考えました。
1.調味料を見直す
- 合わせ調味料をやめる
→クックドゥを使わずとも、回鍋肉を作れることを初めて知りました。
- プライベートブランドの活用
→私にはキッコーマンとPBの醤油、どちらを使っても違いはわかりませんでした(味音痴)。
違いが分からないのに「なんとなく」で買っているものは安いものに。
調味料ではありませんが、お米とそうめんは味が合わず、元に戻しました。
2.お弁当はおにぎりで十分
私は毎日のお弁当作りに挫折。
「おにぎり+前日に安くなっていたお惣菜or余力があればちょっと作る」程度にして、100点を目指さず、60点で継続する方法で頑張ることにしています。
3.マイボトルで飲み物代を削減
- 水筒を購入
→毎日の飲み物購入をやめる
- 電気ポットでお湯を沸かす
→飲み物に限らず、お湯を使うとき電気ポットで沸かしてから使うようにしています(プロパンガスのため、ガス代が高い…)
4.買い物の頻度を毎日に
- まとめ買いを辞め、毎日1日分だけの食材を買う
→世間は「まとめ買いでお得に!」みたいな風潮ですが、
・冷凍した味が苦手だったこと
・買い物時は必要な分だけ購入し、余計な物を買わない性格
から、まとめ買いのメリットを感じることができず、それなら食材を腐らせないよう毎日買い物に行って必要な物だけ都度買う方がいいと結論付けました。
人それぞれだと思いますが、特に料理初心者は都度買い物に行く方がいいと私は思います。
5.支払いはキャッシュレスで
私は還元率の高い楽天ペイを使用。
いつも利用するスーパーが決まっていて独自のポイントの還元率がいいならそちら優先も◎
私は
・還元率がほぼ同じ
・貯まったポイントの使い勝手が悪い
・近々引っ越しの予定がある
などの理由から楽天ポイントを貯めるようにしました。
dポイントでもVポイントでもPaypayポイントでも、自分で集中的に貯めているポイントがあるなら、現金ではなく、積極的にキャッシュレス決済推奨です。
6.お菓子は買い置きしない
「あると食べてしまう」ので、ストックはやめました。
どうしても食べたいときはたとえ夜中でも買いに行きます。
「面倒くさい」が勝ったら、その程度の欲求なので、我慢することに。
7.お米はドラッグストアのクーポンを活用
ドラッグストアは(少なくとも私の利用している)スーパーではありえない驚異の15%offクーポンをときどき配布してくれます。
食費で最も高いお米をクーポン利用で購入するようにしています。
番外編:あえてお金を使うようになったポイント
・調理器具の購入
本当に「欲しい」「必要」だと思うものは自炊を続ける中で頻繁に欲しいと感じるように。
1度の「欲しい」ではなく、複数回の「欲しい」は必要なものだと考えて購入。
たとえ100均で買えるものではこのルールを適用。
お金の節約もですが、一人暮らしのキッチンの広さではスペースの節約も重要だと考えているため、無駄にものを増やさないよう心がけています。
・コンビニの利用
お弁当を用意できず、スーパーに行く時間もないときは我慢せずコンビニを利用するようになりました。
節約のために体調不良で1日過ごすより、しっかり食べて有意義な1日を過ごす。
支払いはコンビニ以外使い道のないQUOカードで支払うようにしています。
節約は比べないことも大切
SNSでは「食費月1万円」などといった投稿も見られますが、スキルも、料理歴も、自炊にかけられる時間も人によって違います。
中には、
- ふるさと納税で1年分のお米を入手済
- 親戚が農家
- ウェル活分はポイント支払いだから食費に含まない
といった「チート節約」が前提になっているケースも散見されました。
大切なのは、自分に合った方法で無理なく続けられるかどうか。
他人と比べる必要はありません。
まとめ
- 食材費を削るのは絶対にNG。健康を犠牲にしてまでする節約は長続きしない。
- 調味料、買い物週刊、支払い方法を自分に合ったものに工夫すれば無理なく節約できる。
- 節約がゴールではない。あくまで節約の先にある豊かな暮らし、理想の暮らしを得るための手段。
- 私は現在、月16000円で健康と節約を両立中。削れないところは無理に削らない。自分に合った両立ラインを見つける。
数字を追うばかりでなく、「今と未来の豊かさ」を意識して、継続できる節約ライフを目指しましょう!
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