門限の短い小学生が考える適切な門限の時間

 学校からの帰宅が4時半、門限が5時で、移動時間を除いて約10分しか遊べなかった私。

「10分だけ遊びにくる子」

と、友だちに迷惑がられ、哀れまれ、あぶれ者にされた経験を持っている。

もし自由に門限を決めることができたら。

 6時~7時、春秋5時半~6時半、冬5時~5時半。

この時間に設定した理由と条件を説明していく。

 

季節に合わせて、外が暗くなるまでに帰るようにする

 暗くなると、変質者に遭遇する。

というのは実は嘘であることが警察の調査で明らかになっている。

子供を犯罪から守りましょう!│不審者情報の分析結果│千葉県警察

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最も不審者情報が多いのは登下校の時間。朝の7時8時や、夕方3時ごろで、

夕方は下校時刻をピークに時間が遅くなるほど減少している。

 

 ではなぜ、暗くなる前に帰るのか。

それは世間体のため。

「暗くなると不審者が現れる」と思っている人は多い。

そのため、あまり遅い時間まで出歩いていると、

「あの子もあの家も常識がない。非常識。」

と思われかねない。

一緒に遊ぶ友だちに合わせつつ、常識的な時間に帰るべきだ。

 

 また脳が未成熟な場合、暗くなることで迷子の可能性があがる。

見慣れた場所でも暗くなると、景色が変わり、普段と違って見えるようになるらしい。

小学生といっても高学年の子が10分程度の通学路圏内で迷子になるケースは稀だと思うので、一括りにはできないと思うが。

 

夕飯、お風呂、宿題など、生活リズムが確保できるようにする

 就寝する時間から逆算する。

寝る時間が早い場合、7時に帰ってくると、宿題、お風呂、ご飯を済ませるのが難しいかもしれない。

夏場の門限7時というのは夏休みをイメージして設定した時間だ。

 また、放課後遊ぶ時間を作るためには、週末の内に塾や進研ゼミ、習い事の宿題や練習も終わらせておいた方がいい。

やることをやって門限の交渉をしないと、親に怒られたり、言い返されたりされる原因になってしまう。

 

友だちの帰宅時間に合わせる

 これ、学校社会で生きていくためにはものすごく大事。

 友だちが帰るなら、後ろ髪を引かれるることもなく帰ることができる。

明日の話題に乗り遅れることもない。

常識もある。

 

 ところで、学校から帰るときは

「家が近いお友達となるべく一緒に帰るようにしましょう」

って先生や親は言うのに、遊ぶときは

「友達が帰らなくても1人で帰ってこい」

っていうのはどうなんだ?どういうことだ?

 

遊べる時間が短い冬場は工夫をする

 帰ってから1時間通話OKにするとか。

家の前で近所の子と遊ぶのはOKにするとか。

家の中で友達と遊ぶとか。

夏場に比べて短くなった友達と放課後に遊べる時間をどう作るのか。

もしくは、家で過ごす時間を工夫するか。

受験の予定がある子とか、習い事に本気で取り組んでいる子でもない限り、退屈する時間が増えるだけ。

「宿題終わった!習い事の練習も終わった!進研ゼミも終わった!」

次に続く言葉は?

「だから今日はゲーム(スマホ)長めにしてもいい?」

でしょ。

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